看護実習(特別養護老人ホームのでらはまゆう)
2025-10-06
チェック
9月29日~10月2日
鳥取看護大学の学生さんが看護実習にいらっしゃいました。

介護の現場を通じて、認知症高齢者の主観的、客観的情報をもとにしたアセスメント方法を理解するとともに、ご本人およびご家族の人権や権利の擁護を第一として、希望する生活を送るために必要な支援において、他職種との連携の重要性を理解することを目標としています。
食事介助は簡単そうに見えて、経験の必要な介助の一つです。
口の開け方から飲み込み方まで人それぞれです。
ご本人の様子を見ながら、声をかけながら介助されていました。

「おいしいですか」
「ゆっくり食べてくださいね」
血圧測定一つでも大変です。
拘縮(関節の可動域が制限され正常に動作しないこと)の方や皮膚の弱い方は、慎重に行わないと事故になりかねません。
関節の動きに注意しながら丁寧に計っていました。

「痛くないですか」
「少し締まりますよ」
理学療法士に指導を受けながら、リハビリの見学です。
ベッドで過ごすことが多い方は、拘縮や筋緊張が進むため、関節を動かしたり、筋肉の緊張をほぐすリハビリを行います。
熱心にメモを取っていました。

「特養のような場所では、生活の中で身体機能を維持することが重要だと理解しました」
一日の終わりには、指導看護師を交えて振り返りし、個別の目標や看護計画に対して意見交換を行いました。
実習生の皆様、お疲れ様でした。
実習の成果はいかがだったでしょうか。
ぜひ、ここでの経験を今後の看護人生に活かしてください。

実習に協力いただいた専門職の皆様ありがとうございました。
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